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中国抜きにものづくりは語れない?

ものづくり新聞

この記事を執筆している時点では、まだ新型コロナウイルスの影響が色濃く残っています。一時期新型コロナ対応が収束したと思われた中国でも、再度新型コロナ陽性者が発生し広東省では検査が強化されるようになりました。

そんな中、同じ広東省では電力不足で工場の操業制限がかかっているということです。

海の向こうの中国のことなので、日本にいる私たちは問題ないだろう、と思われている方も多いかもしれません。はっきり申し上げますが、日本のものづくりは中国抜きには語れないのです。

日本の製造業の輸入額で見れば、トップの輸入国は中国です。25%を中国から輸入しています。(2020年版ものづくり白書より

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とくに自動車部品だけで見た場合、37%を中国に依存しています。中国で生産されている部品で多いものとしては、ワイヤーハーネスなどがあります。ワイヤーハーネスというのはケーブル類ですが、車の電子化に伴いその重要性が増しています。ワイヤーハーネスというのはその生産のための自動化が難しく手作業が多い部品でもあり、中国やアジアでの生産が多いことが知られています。

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万が一中国からワイヤーハーネス部品が日本に届かないということになると、車の生産がストップしてしまうかもしれません。昨年韓国では実際そういうことが発生しています。

もちろん日本のメーカーではベトナムなど他の国への移管も進めているようですので影響は少ないのかもしれません。しかし、冒頭に申し上げたとおり、自動車部品では4割近い部品を中国から輸入しているという事実は理解しておく必要がありそうです。

私たち日本のものづくりは中国抜きには語れないということですね。

そのような状況を変えていこうとする動きもあります。2020年版ものづくり白書によれば、海外で生産していた製品・部材を国内生産に戻したケースは11.8%で、そのうち56.1%が中国・香港から日本に生産を戻しているそうです。この調査からはわかりませんが、おそらく中国から東南アジア地域に生産を移管しているというケースも一定数あるものと推察されます。

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生産を日本に移管したとしても、日本でも地震や台風などの自然災害もありえます。世界中どこでものづくりを進めたとしても何かしらリスクはあるはずです。日本だから大丈夫、ベトナムだから大丈夫ということではなく、世界の動きに目を向けておく必要がありそうです。

この課題について、皆さまのお考えやご経験などがありましたらコメントでもお寄せいただければと思います。実際の現場の皆さまからのお話をぜひ伺いたいと思います!

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