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ものづくりインタビュー

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ものづくりの現場で、改革/改善に挑戦されている人たちに、その取り組みのストーリーをリアルに語っていただくインタビューです。同じように改革/改善に取り組まれている方、そしてこれから… もっと読む
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#ロボット

農家の仕事を宇宙ロボット技術+人工知能で楽にしたい 輝翠TECH タミル・ブルームさん

「輝翠TECH」は「キスイテック」と読みます。イスラエル生まれアメリカ北東部育ちのTamir Blum(タミル・ブルーム)さんが創業したAIロボットの会社です。特に、農家の方々の役に立ちたい、という想いで農家の収穫作業を自動搬送ロボットで支援する取り組みをされています。 農家の搬送ロボットというと一見簡単そうに聞こえますが、輝翠TECHのロボットは 1)りんご農園など不整地(平坦ではない地面)を安定的に走行し 2)予め地図データを持たずにロボットが自分で学習しながら安全に走

小学生から社会人までロボット制御できる人材を育てたい 土橋電気 土橋弘晃さん

静岡県富士宮市にある有限会社土橋電気 代表取締役社長 土橋弘晃(どばしひろみつ)さんにお話をお聞きしました。土橋電気は自動制御システム設計、シーケンスプログラム設計、制御盤設計・製作や産業用機械配線工事を手掛ける会社です。主に医療機器組立・加工分野に強い会社です。 ーー自己紹介をお願いします。 高校卒業後、地元の電気会社に就職し自動制御システムを担当していました。30歳の時に父が創業した土橋電気に就職しました。父はもともと建築系の電気工事を主体にしていましたが、私は前職の

CuboRexラボ訪問!自分が欲しいものは自分で作るのが当たり前の世の中にしたい

6月某日、株式会社CuboRexに訪問してきました。 CuboRexさんは不整地で使えるガチなレゴ*を作り、不整地産業の課題を解決するために「ねこ車電動化キット」や小さな「クローラ動力ユニット」を開発し、製造販売しています。今回は東京都荒川区にある東京ラボを訪問し、製品やラボの見学、開発経緯などじっくり取材させていただきました。その様子をお届けします! *レゴはレゴブロックのことを指しています。「レゴ」はLEGO Group の登録商標です。 マンション街に現れた「工場入口

インタビュー:スマート在庫検知で効率化 在庫管理をもっと愉快にーユカイ工学

ものづくり新聞第2回目のインタビューは、ユカイ工学さんです。ユカイ工学さんは、「ロボティクスで、世界をユカイに」を合言葉に、人とロボットが身近な世の中を目指しています。ユカイ工学さんといえば、ファミリーロボット「BOCCO emo」やしっぽクッション「Qoobo」などの家庭用ロボットが有名です。しかし、そんなユカイ工学さんの技術を活用してB2B向けのソリューションも展開されているそうなのです。今日はB2B向けの展開についてお話をお聞きしました。 ユカイ工学について本日お話を